東南アジアに位置するシンガポールは日本からも訪れる人が多く、観光以外にも長期滞在や移住者も多いことで知られています。
ビジネスでシンガポールに長期滞在する方も多くいます。
シンガポールで生活していく上で気になるものの1つに食費をあげる方もいらっしゃることでしょう。
シンガポールに長期滞在や移住の場合は、レストランで食事するだけでなくスーパーで買い物をして自炊したり、地元の人が通うような屋台で食事をすることが多くなるかもしれません。
ただ、シンガポールでは一体どのくらい食費がかかるのか、食に関するシンガポールの物価なども気になるところです。
今回は、食費にスポットを当てて、シンガポールの食に関する物価についてご紹介していきます。
シンガポールの食費は高い?
シンガポールは東南アジアの国なので食費は安く済むかな?と思う方もいらっしゃることでしょう。
ところがシンガポールの物価は年々上がってきており、レストランで食事をしたら日本と変わらない、もしくは日本より高めと思った方がいいでしょう。
しかしながら全部が全部高いわけでもなく、地元の人が通うような屋台ではリーズナブルに食事をすることも出来ます。
シンガポールでは「どこで食事をするか」「どこで買い物をするか」によって食費も大きく変わってきます。
2018年5月現在1シンガポールドル=82円程です。
シンガポールのホーカー(屋台)の物価
一品3~6シンガポールドル程度です。
シンガポール料理の代名詞ともいえるチキンライスも4シンガポールドル程度で食べることができます。
しかし、瓶ビールを飲む場合は1本5~7シンガポールドル程なのでアルコールは少々高めと言えるでしょう。
また、ショッピングセンターなどの中にあるフードコートがあります。
フードコートもホーカーと同様な感覚ですが、ホーカーよりも衛生的。
しかしながら、フードコートはホーカーより若干価格設定が上がります。
シンガポールのレストランの物価
シンガポールの高級レストランは日本より高めと思っている方がいいでしょう。
レストランではサービス税が10%、GSTの税が7%加算されるので、割高になります。
都市部のレストランやカフェでランチをオーダーした場合の目安としては30~40シンガポールドル程かかります。
また、シンガポールの料理で有名なのがカニ料理の「チリクラブ」。
カニは重量でオーダーしますが1キロ当たり40~70シンガポールドルかかります。
シンガポールはお酒が高いのでレストランでビールを飲むと1杯13シンガポールドル程、グラスワインで10~20シンガポールドルになります。
そのため、シンガポールでお酒を飲んで少し贅沢な感じのディナーをする場合は200~300シンガポールドル程度必要になります。
シンガポールのファストフードの物価
物価が高いシンガポールですが、ファストフードはカフェやレストランよりも比較的手頃な価格で食べられます。
マクドナルドで単品のハンバーガーで3シンガポールドル。
ビッグマックは5.6シンガポールドル。
ビッグマックのセットの場合は7.35シンガポールドル程になります。
また、スターバックスでコーヒーをオーダーする場合、トールサイズのコーヒーは3.7シンガポールドル、カプチーノやラテなどは6シンガポールドル程です。
シンガポールのスーパーの大まかな物価
シンガポールのスーパーの物価と言っても地元の人が通うようなスーパーだけでなく、日系のスーパーなどがあるので、そこに値段の差が生じてきます。
地元の人が通うようなスーパーや中国系のスーパーは同じ商品でも、比較的リーズナブルに購入できるものが多くあります。
スーパーの大体の目安ですとコーラ一本1.4シンガポールドル、シンガポールのビール2.7ドル前後。
日系スーパーで日本のお米を買う場合は2キロで20シンガポールドル前後。
日本の米にこだわらないのであれば2キロで8シンガポールドル程度の米もあります。
また、シンガポールではよく食べるチキンですが、丸ごとの鶏肉は10ドル前後。
東南アジアに位置するシンガポールでは南国フルーツは比較的手頃な価格です。
パパイヤで3ドル前後で、他にも種類豊富なフルーツが比較的安価で購入できます。
まとめ
いかがでしたか?
シンガポールの食に関する物価をご紹介しました。
現地の人が通うようなスーパーで買い物をしたり、ホーカーで食事をするなどすれば食費を抑えることは可能ですが、日系スーパーで買い物をしたり、おしゃれなカフェやレストランで食事をすると日本より高くなります。
シンガポールの食費は日本と変わらない、もしくはそれ以上と思って食費を計算する方がいいかもしれません。