シンガポール

移住後の日本での保険はどうなる?

シンガポールに移住する際、住民票を転出するかしないかは自分で判断することになります。

それは、海外への転出届を提出してしまうと国民健康保険の加入が打ち切られてしまうからです。

移住しても住民票はそのままの場合

移住後も日本に度々帰国する予定がある方や帰国した時に病院で治療を受ける予定がある方などは、住民票の転出届を出さずにそのままにしている場合があります。

その場合、国民健康保険や国民年金、住民税はそのまま支払い続けなければならない義務がありますので海外にいてもずっと支払う事になります。

移住先で病気やケガなどの治療を受けた医療費でも国民健康保険が適用されますが、海外の医療機関で一度療養費の全額を支払い、診療内容明細書や領収明細書をもらって帰国した際に自分の住民票のある役場の国保担当に海外療養費を払い戻す手続きをしなければなりません。

ただしシンガポールの医療費は日本に比べて高額であることが多く、還付金は海外で支払った分の療養費ではなく日本国内で同様の治療を受けた場合の療養費に換算してからの7割返金になるので、大きく差額が生じる場合があります。

なお、条件や保険が適用される範囲も指定されているので注意が必要です。

住民票はそのままでも、海外にいる時の事故や災害、事件などの場合に自分の安否確認ができるように大使館や総領事館に在留届を提出してもしもの連絡先を届けておかなければなりません。
(在留届を提出しても住民票が抜けてしまうことはありません。)

移住する際に海外転出届を出して住民票を抜く場合

役場で海外転出届を提出すると、日本に住んでいないという事で住民税や国民健康保険はなくなってしまい、日本で治療を受けると全額負担になってしまいます。

ただし、戸籍が無くなってしまう訳ではないので国民年金においては任意での支払いとなります。

国民年金は海外に移住していても手続きをすれば受け取る事が可能なので、自分の将来の備えの為にも支払いを続けておくか、又個人年金などに切り替えるかなどを検討しておく必要があります。

シンガポールの医療環境はとても優れていますが医療費においては病院によって違いますし、年々増加傾向にあるといわれています。

日本の会社に勤めていて海外赴任となる場合は会社で保険が用意されていることが多いですが、現地採用や個人での移住の場合、もしもの医療費のために海外旅行者保険や民間の保険に入っておいた方が安心です。

移住後シンガポールでの保険はあるの?

シンガポール

シンガポールには日本のような国民医療保険といったものはなく、もし病気やケガで診療を受けた場合、シンガポール国民であれば全員加入している国営年金制度(CPF)の積み立て金から医療費を充当させることができます。

ただしその分積み立て金も減ってしまうわけなので、ほとんどのシンガポール国民は国営年金制度からの切り崩しではなく個人で加入している医療保険でまかなう人がほとんどです。

CPFは移住者の場合、永住権を取得すれば強制的に加入することになりますが労働ビザなどで長期滞在している場合加入する事はできないので、やはり個人で民間の医療保険に入っておく必要があります。

シンガポールでの医療事情は

シンガポール

シンガポールにはPolyclinicという政府経営の外来クリニックと私立病院がいくつかあります。

Polyclinicの診療費はシンガポール国民、市民である子供と高齢者、永住者、非居住者によって支払い料金が変わり、永住者であってもシンガポール国民の支払い料金の約2倍はかかってしまいます。

私立病院も質の高いサービスを受けられますが自由診療という制度を取っている為診療費が非常に高額になることが多いです。

ただ、私立総合病院ラッフルズホスピタルには日本人向けクリニックがあり、日本人医師が常駐し日本製の薬や日本で認可されている薬を処方してもらえるのでシンガポールでの診療が不安な時でも安心して診察を受ける事ができます。

それ以外にも、シンガポールには日本語で診察が受けられる日系の病院がいくつかあります。
 

シンガポールでの保険の加入はどうすればいい?

シンガポール

日本の国民健康保険に入っていても、シンガポールの高額な医療費に対応するためには民間の保険に加入しておいたほうが安全です。

シンガポールでの労働ビザEPを取得していればシンガポールで保険の購入ができるようになり、様々なライフプランにあった保険を選ぶことが出来ます。

普通にケガや病気を保障してくれる保険だけでなく、投資型保険や貯蓄型保険といった保険料を投資して積み立て額が増えてくれるような保険商品もあるので、専門家に相談して自分に合った保険を選ぶのもおすすめです。

また、クレジットカードに海外旅行者保険がもともと付いているものや旅行代金・交通機関料金をカードで利用すると保険が適用されるものなどもあるので、一度確認しておくと便利に利用することができます。

シンガポールでの保険まとめ

健康に努めることが一番ですが、もしもの事態に備えておくことは重要です。

安心して暮らしていくためにも移住の際にはしっかりと保険を準備したり、今加入している保険の補償を確かめておくようにしましょう!

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