シンガポール生活を始めるにあたって、家探しは非常に重要で初めに決めなければならないことの一つですね。
どのようなエリアが日本人に人気なのか、その地域の特徴、日本語で借りることができるのかなど気になるところですね。
エリアの選択
シンガポール家を探す場合、どこのエリアに住むかということから、決めるのも一つです。
シンガポールは、東京都ほどの広さですので、どこに住んでもシティエリアには1時間ほどで行くことができます。
下記のような視点でまず住むエリアを選びましょう。
・職場に行くの便利なエリア
・学校に行くのが便利なエリア
・買い物が便利なエリア
・自然が多いエリア
日本人に人気のエリア
日本人に人気のエリアがいくつかありますので、ご紹介しましょう。
リバーバレー(River Valley)
マリーナベイからシンガポールリバーに沿った周辺のエリアです。
ロバートソンキーと呼ばれるエリアには、日本食レストランや居酒屋などが集まっています。
クラークキーにあるリャンコートショッピングセンターには、シンガポール最大の日系スーパーの明治屋がありあすので、日本人にとって便利で非常に人気のエリアです。
シンガポールリバー沿いは、週末などは外国人がジョギングすることも多く、子どもやペットとの散歩にもよく利用されています。
オーチャード/サマセットエリア(Orchard/Somerset)
オーチャードロードをはさんだ南北には、高級コンドミニアムが多く、周辺には高島屋を始めとした大型のショッピングモールが立ち並んでいます。
週末や休日は、観光客や家族連れで賑わっています。
日系の伊勢丹スーパーや日系クリニック、子どもの習い事など、日本人に生活に欠かせないものが多くそろっています。
ノベナ/ ニュートン(Novena/Newton)
小さな子どもがいる家庭に人気のエリアです。
ノベナ駅直結のメディカルセンターには、日系クリニックがあり、近くには24時間対応の政府系の病院や市立病院があり、急な病気やケガにも対応できる施設が充実しています。
子供向けの店が多いユナイテッドスクエアショッピングセンターも人気です。
イーストコースト(East Coast)
シンガポール南部から東へ伸びた海岸線沿いには、シンガポール最大の公園があります。
休日にサイクリングやランニング、子供連れなどが多く、自然環境豊かなエリアです。
日本人小学校チャンギ校のスクールバスのバスストップに指定されているコンドミニアムも多くあります。
近くには、バイリンガル教育を行っている日系幼稚園も複数あります。
ウェストコースト(West Coast)
日本人小学校のクレメンティ校、日本人幼稚園、早稲田渋谷シンガポール校のあるエリアです。
海岸の公園には、大きなアスレチック遊具や砂場スペースがあり、子供連れがたくさん訪れています。
エージェントを探す
エリアが決まったら、次はエージェントに家を探してもらいましょう。
ネットでエージェントを通さずに契約する方法もありますが、トラブルが起こったときにもめる場合があります。
エージェントに紹介されて契約した場合、トラブル時も仲介になってくれるため心強いです。
日本語でサービスしてくれるところもたくさんありますよ。
・TOKIO PROPERTY SERVICES PTE LTD(東京不動産)
http://www.tokioproperty.com.sg/
・FORELAND REALTY NETWORK (S) PTE LTD
http://sg.foreland-realty.com/?gclid=Cj0KCQjwgMnYBRDRARIsANC2dfml_oPt3gBayVWDxlMnJLHzN1mwJBX5dNra0Z-pcA4LbWV3FWk2L5oaAmrvEALw_wcB
家の種類
サービスアパートメントやコンドミニアム、HDBなど様々な選択肢があります。
駐在員の場合、家賃の全額、またはいくらまでと家賃補助が出ることが多いため、費用の上限や修理などの費用について確認しておく必要があります。
ここでは、主に日本人が住んでいる住宅をご紹介します。
サービスアパートメント
家具はもちろん、ホテルのように食事や掃除などのサービスがついたアパートメントです。
家が決まるまでの間、利用する方もいます。
コンドミニアム
一般的に外国人が住んでいます。
日本人の駐在員とその家族など、多くはコンドミニアムに住んでいます。
1人暮らしをするには高額なため、3ベッドルームや4ベッドルームのコンドミニアムをシェアしている単身者も多いです。
敷地内に何棟もの建物があったり、1棟だけだったりと規模は様々です。
駐車場やジム、プール、テニスコート、ファンクションルームなどを完備しています。
入り口には、警備員が24時間います。
アパートメント
コンドミニアムよりも規模が小さく、2、3階建てのこじんまりした建物が多いです。
セキュリティはありますが、プールやジムを完備していないことが多いです。
HDB
政府が建てた公営住宅です。
シンガポール人の約80%がHDBに住んでいます。
コンドミニアムやアパートよりも安くで借りられます。
単身者では、コンドミニアム同様にシェアしている方も多いです。
シンガポール人のためのものなので、外国人は永住権をもっていないと買うことはできません。
駐車場はありますが、ジムやプールはありません。
ベランダがないことも多いです。
ですが、HDBんに囲まれた形で、子どもが遊べる公園や運動できる機械、テーブルや椅子などを設置したくつろぎエリアがたくさんあります。
部屋の形態
1BD、2BDなどは、「1ベッドルーム」「2ベッドルーム」といわれ、家を借りるときのキーワードになります。
2べッドルームは、ベッドルームが2つ、リビングルームが1つ、キッチンが1つのことが多いです。
メイド部屋がや物置部屋がある住宅も多いです。
1 Bath room、2 Bath roomという表示もよく見かけます。
バスルームがいくつあるかということ示しています。
湯船につかる習慣がないため、シャワーのみの住宅も多いです。
事前に確認しておきましょう。
バスルームには、トイレもついていますので、トイレの数も表していますね。
バスルームには、トイレもついていますが、HDBでは仕切りがついていないことが多いです。
シャワーを使うと床や便座がびちょびちょになるのです。
完全に別れていたり、シャワーカーテンで仕切って濡れないようにしていることもありますが、一緒だと日本人にはちょっと使いづらいのです。
コンドミニアムでは、ほとんどがトイレとバスルームには仕切りがあります。
でも、同じ空間にありますので、誰かがシャワーを使っていると、トイレには入れないということが起こります
まとめ
シンガポールで家探しをするための基本的なことをお伝えしました。
それぞれのエリアの特徴を知って、自分に合う場所を選び、部屋やバスルームの数などの希望を伝えて、エージェントに探してもらいましょう。
良い家が見つかるといいですね。