仲良し家族

シンガポールの恋愛、結婚事情がどうなっているのか、シンガポールにいる日本人の恋愛事情も気になりますよね。

ここでは、シンガポール人が配偶者に求めるもの、日本人の婚活、シンガポール人と結婚したらどんな感じになるのかなどについてをお話ししようと思います。

シンガポール人の恋愛

ラブラブカップル

シンガポール人は、案外交際にオープンなところがあります。

社内恋愛でも、一緒にランチに行ったり、同僚などを誘って会食をしたりします。

また、結婚は別にして、交際している人という形で家族にも紹介する人が多いようです。

シンガポール人が配偶者に求めるもの

結婚と誓約書

シンガポール人は、結婚相手に「7C」を求めるとされています。

1. Credit card(クレジットカード)

2. Condominium(コンドミニアム)

3. Cash(お金)

4. Car(車)

5. Career(キャリア)

6. Country membership(会員権)

7. Certificate(学歴)

日本の昔の「3K」(高身長・高学・高収入)に似ていますね。

似ているどころか、かなり理想が高いです。

ちなみに日本の現在の「3K」は、「価値観・雇用の安定・金銭感覚の一致」とされているようです。

これだけのものを手に入れようとすると、特に男性は18歳から20歳までのナショナル・サービス(NS)と呼ばれる兵役制度がネックになってきます。

同じ年齢の女性よりも、キャリアが2年遅れてしまうのです。

2年間の訓練が終わると、40歳になるまで毎年40日間の訓練期間があります。

日本人の恋愛事情

女の子がハートマーク作ってる

さて、シンガポールでは、外国人もたくさん住んでおり国際結婚も多い国です。

日本人も独身者がたくさんいますが、日本人の恋愛事情や結婚事情はどのようになっているのでしょうか。

シンガポールでも、日本語の婚活サイトがありますし、男女の出会いを目的としたコンパのようなものがあります。

基本的に日本人は男女ともモテます。

ファッションや髪型、その他諸々がかっこよく、きれいで洗練されているように見えると言われているのです。

シンガポール人は、親日家が多く日本語が堪能な人も多いので、日本人と結婚している人も多いですね。

日本という国への好意やあこがれなどの感情も手伝っているのかもしれません。

日本人向け婚活サイト

「KONKATSU Singapore」
http://www.marriagespr.com/jp/home

このサイトは、シンガポールに限らず、海外在住の人や日本在住の人、日本人との出会い、外国人との出会いに対応しているようです。

シンガポールにいる独身日本人は、基本的にフルタイムで働いています。

そうでないとビザがおりないためです。

そうすると、周りに日本人がいなければ、日本人との出会いはあまりありません。

日本人と出会いたい場合は、シンガポールには、県人会や文化サークル、テニスやダンスのサークルなどがたくさんありますので、その集まりに行くというのもいいでしょう。

日本人以外の外国人やシンガポール人を対象に出会いを求めるとすると、友人からの紹介、サークルや各種飲み会、婚活バーティやバーなどで知り合うという感じです。

外国人同士のカップルがシンガポールで出会って結婚し、そのままシンガポールに住んでいるというパターンもあります。

シンガポール人と結婚したらどんな感じ?

仲良く手つなぎ

男性も女性もシンガポール人と結婚したら、どんな感じになるのでしょうか。

ご紹介していきましょう。

結婚

シンガポールでは、一般的に女性は結婚しても寿退職はあまりしません。

キャリアを形成していくということで、そのまま働き続ける女性が多いのです。

子どもが生まれても、メイドやベビーシッター、保育園なども比較的利用しやすいため、産後4ヶ月ほどで復帰する人が多くいます。

また、小さな国なので親元もあまり遠くなく、親に子どもの世話を頼んでいる人もいます。

同居

結婚してすぐに家を持てるわけではありません。

多くは、親と同居してお金を貯めて、HDB(公団のようなもの)を買います。

そこに住んでいても、親を大切にするため親の住んでいる近くに住む人も多く、交流も密なようです。

また、日本のように新婚2人の小さめの部屋というのがあまりないため、日本のような空間を求めるのは難しいかもしれません。

1つのユニットを複数人でシェアする形も多いです。

週末

週末は、二人で出掛けたいと思ってもシンガポール人の多くは、両親や兄弟姉妹、親戚などの付き合いも大切にしますので、みんなで食事やイベントに参加ということも多いようです。

必ずそうなるとは限りませんが、二人の時間を持ちたいと思っても、難しいことがあるようです。

文化や習慣

これは、シンガポールに限ったことではありませんが、シンガポールの文化や習慣に従う形になります。

例えば、中華系のシンガポール人だと、親は中国語しか話せなかったり、結婚式も中華式でないといけないなどの決まり事があるかもしれません。

働く

一般的に、結婚や出産でも女性は仕事を辞めないことが多いため、「シンガポール人の男性と結婚したら、ずっと働かないといけなくなる」といって、シンガポール人との交際を躊躇していた日本人女性がいました。

もちろん、シンガポール人の女性でも仕事を辞める人もいるので、必ず働き続けなければならないというわけではありませんが、そのような風潮もあるイメージです。

出産・子育て

中華系のシンガポール人は、出産直後でも親戚中の人を引き連れてお祝いにやってきます。

病室は人で満杯になると言われています。

嬉しいことはみんなで祝うということでしょう。

産後の女性が疲れているかもしれないという気遣いがなくて、辛かったという話も聞きます。

また、子育ても手伝ってくれるので助かる半面、子どもを取られてしまうのではないかと思うくらい、情熱を注いでお世話してくれるようです。

宗教

相手の宗教がイスラム教であった場合、配偶者も改宗しなければなりません。

また、結婚まで無宗教でもイスラム教に入信しなければならないという決まりがあります。

どこまで熱心なイスラム教かにもよりますが、服装やしきたりなども守る必要がありますので、予め知っておく必要がありますね。

まとめ

笑顔のカップル

シンガポール人の恋愛・結婚事情、シンガポールにいる日本人の恋愛事情や、シンガポール人と結婚したらどんなイメージかなどについてお話しました。

文化や習慣の違いによって、戸惑うことがあるかもしれませんが、運命の人に出会えるチャンスがここにあるかもしれません。

貴重な出会いの場があるといいですね。

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