シンガポールは、雨季と乾季があるものの1年と通して暑い国です。
買い物や観光をしているとつい冷たいものが欲しくなりますね。
そんなときに、試して頂きたいのがシンガポール特有のクールデザートや飲み物です。
街を歩いていると、すぐに見つかるものが多いです。
シンガポールにあるおすすめのお菓子も一挙にご紹介します。
クールデザート
シンガポールで人気のクールデザートがあります。
ぜひ試してみてくださいね。
アイスカチャン（Ice Kachang）
3色のシロップと練乳がかかったかき氷で、お皿に山のように盛ります。
初めて見る人は、その色と形に目を奪われるでしょう。
中には、小豆とヤシの実が入っています。
ホーカーセンターの中には必ずと行ってよいほどあります。
スノーアイス（Snow Ice）
台湾系のデザートとして、シンガポールでもポピュラーになってきました。
味のついた氷をスライス状に削ってあるため、通常のかき氷にはないやわらかな口溶けの良さが特徴です。
いちごとマンゴーを組み合わせたものなど、たくさんの種類があります。
豆花（トウファ：Soya Bean Curd）
豆乳で作ったプリンです。
食感はまさに豆腐のようなやわらかさで、甘いみつで味付けしたヘルシーなデザートです。
大豆の風味が感じられるやさしい味わいです。
マンゴーポメロ
濃厚なマンゴージュースにポメロの果実とタピオカ、マンゴーの角切りが入った南国らしいデザートです。
マンゴーの甘さとポメロの酸味がちょうどよいバランスです。
フルーツ系のデザートでは有名です。
パンアイス
ピンクとグリーンが混ざったパンにアイスをはさんだものです。
路上でおじさんが売っていることが多く、味は、マンゴー、ドリアン、ヤム芋などのローカルテイストから、バニラ、チョコ、ラズベリーリップルなど定番まで約9種類あります。
パンではさむか、ウエハースではさむか、コーンやカップに入れるかを選べます。
暑い日は、並んで買う人の姿も珍しくありません。
チェンドル（Chendol）
氷とブラウンシュガー、ココナッツミルク、あずき、そして「チェンドル」という緑色の細長いゼリーを組み合わせるのが定番のデザートです。
細長いチェンドルが、微妙な形で興味をそそられます。
ドリンク
暑いシンガポールで水分補給は大切です。気軽に買える飲み物が多いので、見かけたら試してみてくださいね。
バブルティー（Bubble Tea）
バブルティとは、タピオカのつぶつぶ入りの甘いミルクティのことです。
タピオカが吸い上げられるような、太いストローで飲みます。
のどに詰めないように気をつけてくださいね。
シンガポールにはたくさんの店があります。
コピ（Kopi）
コピとは、シンガポールのコーヒーのことで、ローストするときに砂糖とマーガリンを加えています。
色も香りも濃厚で、酸味が少ないのが特徴です。
フードコートなどのドリンク専門コーナーで買うことができます。
基本は、砂糖とコンデンスミルクが入っていて、甘さも半端ないレベルです。
ブラック+砂糖は「コピオー」、ブラックは「コピオコソン」と注文します。
ホットとアイスどちらもあります。
バーリー（Barley）
ハトムギを煮たジュースに、氷砂糖で甘さを加えています。
身体にたまった熱気を外に出してくれる効果があります。
暑い日に好んで飲むシンガポール人も多く、アイスかウォーム（温かい）から選べます。
バンドゥン（Bandung）
ショッキングピンクの色に驚きを隠せないかもしれません。
激甘ドリンクで、インドやマレー系の店では定番商品です。
ローズシロップにミルクを合わせたジュースです。
マイロダイナソー（Milo Dinosaur）
アイスミロに（シンガポールではマイロと呼びます）にミロパウダーをドッサリとかけた甘党にはたまらない飲み物です。
シュガーケインジュース（Suger Cane Juice）
天然の甘さがおいしいサトウキビのジュースです。
注文してから、専用の機械で搾るので、フレッシュジュースが好きな人におすすめです。
ソヤビーン（Soya bean）
豆乳です。
専門店では、アーモンドやジンジャーなどの数種類のフレーバーから選べます。
甘さもお好みで選択できます。
お菓子
お菓子も様々なものがあります。小腹が空いたときには、重宝しますよ。
パナップルケーキ（Pineapple Cake）
一口サイズのお菓子で、中にパイナップルあんが入っています。
旧正月のお菓子としても知られています。
お土産に買っていく人も多いお菓子です。
ヤ・クンクッキー（ Ya Kun Cookie）
シンガポールにしかないものと言えば、カヤトーストです。
この「カヤ」とは、カヤジャムとも呼ばれ、ココナッツミルク、カモの卵（またはニワトリの卵）を使って作られたものです。
バターのようにパンにつけて食べるのが一般的です。
そのカヤトーストの有名チェーン店が「Ya Kun（ヤ・クン）」です。
Ya Kun（ヤ・クン）のクッキーは、ピスタチオ味とバター味があり、まろやかでおいしいクッキーです。
ちなみに、カヤジャムのスーパーのジャムコーナーに売れられていますし、「Ya Kun（ヤ・クン）」や他の店でも色々なパッケージのものがあります。
甘くておいしいジャムなので、試す価値ありです。
プラウンロール（Prawn Roll）
エビのすり身が入ったスナックで、辛いものが多いです。
形は小さい春巻きのようで、おつまみに合うと人気のスナックです。
スーパーやお土産屋で手に入ります。
「CORN BITS Chili cheese」W.L.FOOD
カリッとした食感のとうもろこしのスナックです。
チリとチーズの味ですが、それほど辛くなく、濃い味が好きな人におすすめです。
「CHILLI TAPIOCA IKAN BILIS」CAMEL
東南アジアで激辛スナックで手に入り安いものの一つです。
ねっとりとしたチリソースには甘さもあり、にんにく風味も濃厚です。
甘辛好きな人におすすめです。
「 PRETZEL PIECES Jalapeno」SNYDER’S OF HANOVER
ランダムに砕いたプレッツェルをハラペーニョ風味に仕上げてあります。
ヒリヒリするような辛さはないですが、辛いものが苦手な人は食べられないかもしれません。
まとめ
シンガポールにある人気のデザートやお菓子、ドリンクをご紹介しました。
「日本ではその発想はない！」と驚くものもありますが、口にしてみると結構ファンになってしまうものです。
どれも、身近なところで買うことができますし、安価なものです。
興味があるものから試してみてくださいね。