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シンガポールの電話や郵便、通信事情についてお話します。

現在、どこでも携帯電話の普及が進んでいますね。

シンガポールでも携帯電話、スマートフォンが普及しており、お年寄りも器用に扱って利用しています。

郵便事情も割とよいとされています。

携帯電話

みんなで仲良くスマホいじりの画像

シンガポールでは、携帯電話を1人で数台持っている人も多く、普及率は100%を超えているといわれています。

また、日本以上にスマートフォンが普及し、携帯電話の主流になっています。

SIMカード(電話番号を特定するためのID番号が記録されたカード)のロックがかかっていないため、端末購入と通信契約は別になります。

通信会社は、Singtel、StarHub、m1、Circle Lifeの4社です。

支払い方法は、「プリペイド式」と「ポストペイド式」があります。

ポストペイド式は、日本で一般的な月額支払いで契約する方法です。

短期間またはあまり使用しない場合hは、プリペイド式、2年以上使用する場合はポストペイド式を選ぶケースが多いようです。

プリペイド式とポストペイド式の違い

プリペイド式は、コンビニエンスストアや通信会社の販売代理店などでSIMカードを購入して利用します。

カードは、一般利用者向けと旅行者向けのものがあります。

どちらも購入のときには、パスポートが必要です。

また、今後すぐに使えるものとオンラインで登録が必要なものがあります。

メリットは、購入した通信データ容量しか使用できないため、料金の管理がしやすいこと、解約手続きの必要がないことが挙げられます。

でも、通信料金が割高になるために、頻繁に使う人にはおすすめできません。

ポストペイド式は、通信会社と契約して毎月料金を支払います。

料金体系は、シンプルで各社のサービスはかなり似通っています。

2年契約が一般的で、端末に割引が適用されます。

端末の価格は、通信会社や販売店によって、異なるケースがあります。

契約期間は、最低1−2年です。

途中で解約すると、解約料金が発生するため、利用期間によって選ぶ必要があります。

郵便

家のポストの画像

シンガポールで郵便局に当たるのが、「シンガポールポスト」です。

「シングポスト」とも呼ばれています。

国内外の郵便サービスはもちろん、公共料金や通信量の支払いができる他、空調完備のトランクルームやワインセラーの運営、記念切手や衣料品、化粧品のオンライン販売など、多義に渡る事業を展開しています。

本局は、Singapore Centreという商業施設の中にあり、封筒、パッケージ、緩衝材、メッセージカードなども販売しています。

シンガポール内には約50箇所の支局があります。

通常平日は、8時30分から20時までの営業です。

土曜日は13時前後まで開いていますが、日曜日は休みになるところが多いです。

日本へ国際郵便を出す場合の料金は、はがきエアメール60セント、船便30セントです。

日本到着までの日数は、エアメールの場合は3−5日、船便は3−5週間ほどかかります。

前の居住者の郵便物

シンガポールは住所のみで、名前を書かなくても郵便物が届くので、時々前の居住者の郵便物が届くことがあります。

団地やコンドミニアムによって、集合郵便受けの近くに『Return Mail』等と記されたボックスがありますので、そこに入れます。

または、届いた郵便物に『Moved Out. Return to sender』などと、今はその住居人はいないことを示す文言を目立つように書いてポストに投函しましょう。

引越し時の郵便物転送サービス

住居やオフィスの引越しのときには、有料の転送サービスがあります。

転送サービス申し込みフォームに記入して、郵便局で申し込みます。


インターネット

インターネットの画像

シンガポールでインターネットを利用するには、現地プロバイダーと契約する必要があります。

プロバイダー

日本語対応も可能な日系プロバイダーを希望の人は、NTTnetが唯一の日系プロバイダーです。

申込みからアフターケアまで日本語でも対応が可能です。

Singtel
https://www.singtel.com

Starhub
http://www.starhub.com/personal.html

M1
https://www.m1.com.sg/themes/M1/MobilePage.html
MyRepublic

Home

ViewQwest
https://viewqwest.com

NTTシンガポール
https://www.sg.ntt.com/jp/services/network.html

接続方法


インターネットの接続方法は、光回線、ケーブル回線、無線LAN(WiFi)の3種類から選べるようになっています。

家庭用プランは、光回線での高速通信サービスが普及しており、WiFI環境を利用することもできます。

Singtel、Starhub、m1では、モバイル端末向けの移動通信サービスを提供しているので、ブロードバンドを合わせて申し込むことで、お得なプランが選択できるようになっています。

固定電話

固定電話付きのプランの中で、固定電話からシンガポール国内にかける分は、無料になるプランもあります。

シンガポール国内の携帯電話にかける場合も無料になるプランがあるのでお得です。

無料WiFi

シンガポール政府が整備している無料のWiFi「Wireless@SG」があります。

空港を初め、主要MRT(地下鉄)の駅、ショッピングセンターなど、3000以上のホットスポットで利用可能です。

無料WiFi速度は最大2Mbpsで、現在シンガポール政府はWiFiを利用できる場所の拡大を図っており、2020年までにはすべてのMRTで使用できるようにする予定です。

Wireless@SG
https://www.imda.gov.sg/wireless-sg

Wireless@sgの登録方法

Wireless@sgを利用するには、Wireless@sgを使うためのIDとパスワードが必要になります。

空港のインフォメーションカウンターで、パスポートを提示すると取得できます。

その後、ユーザー登録するために、Singtel、Starhub、M1のどれかから、利用するキャリアを選択します。

申請方法は、キャリアサイトからのオンライン申し込み、Wireless@SGアプリからの申込み、カスタマーサービスセンターでの申込みの3種類です。

また、Wireless@SGアプリをインストールしておくと、WiFiスポットで検索できたり、自動接続できたりしますので、便利です。

まとめ

電話や郵便、通信事情についてお話しました。

シンガポールでは、時々、日本からの郵便が届かないなどのトラブルもあるようですが、通信事情は良いと言えるでしょう。

各主要エリアに無料Wifiが使えるとは嬉しい環境ですね。

便利に過ごせるように、環境が整いつつあります。

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