シンガポールの有名観光名所、夜の動物園が楽しめるナイトサファリ。
夜行性の動物たちを間近に見られる貴重な体験を余すところなく楽しむためのポイントをご紹介します。
ナイトサファリってどんなところ？
1994年に世界初の夜行性動物園として設立されたナイトサファリ。
ジャングルを利用した40ヘクタールもの広大な敷地内には約1000頭以上もの夜行性動物たちが、普通の動物園では見られないような自然の中そのものの様子を見せてくれます。
ナイトサファリのコースは？
ナイトサファリは、トラムというゴルフカートのバスタイプのような3両編成の乗り物に乗ってコースを回る方法、ウォーキングトレイルという歩いて動物を見回る方法が２つあり、それぞれで観られる動物も違います。
トラムはだいたい全部見回って40分くらい、ウォーキングトレイルはゆっくり歩き回って1時間半ぐらいで見回ることができます。
トラムでの注意点
トラムは英語で動物の説明などをしてくれる一般のトラムとマルチ言語イヤフォンをつけて自分の母国語を選び、説明を聞きながら行くエクスプレストラムの2種類があり、エクスプレストラムに乗るには予約を取る必要があります。
エクスプレストラムの利用料はS$10、数量限定ですので早めに行って予約しておかなければなりません。
JTBやHISのオプショナルツアーで申し込んでおくとその場で予約した人たちよりも最優先でエクスプレストラムに乗る事ができるので、待たずにスムーズに楽しみたい方はツアーを申し込んでおくのもひとつの手です。
無料で楽しめるショーもチェック！
チケット売り場の横にある「ボンゴバーガー」の隣では、ファイアーショーの『トゥンブアカ･トライバルダンス』が18:45・20:00・21:00、金・土・祝日前夜は22:00も楽しめます。
入場してしまうと再入場スタンプを押して退場して見なければならないので、入場前に見ておくかトラムでの見学が終わった時間を見計らって再入場スタンプを押してもらって鑑賞することをおすすめします。
さらに、ナイトサファリ内ではクリ―チャー・オブ・ザ・ナイトショーというアンフィシアターで開かれる動物のショーも見ものです。
こちらは19:30・20:30・21:30、金・土・祝日前夜は22:30に開催されています。
どちらも雨天の場合は中止になってしまうので、ツアーの場合は日時が変更できませんが現地での訪問であれば予定をずらしてでも晴れた日にいくべきです！
ナイトサファリで見られる動物は？
ナイトサファリでは野性の姿そのままを見学できるので実際動物がいつも決まった場所にいるわけではありません。
いつ会えるか、どこにいるのかというドキドキ感も楽しみのひとつなのです。
トラムで観やすい動物
ナイトサファリの公式ウェブサイトでそれぞれ観やすいと紹介されている動物はトラムの右側と左側とでも変わります。
| トラム左側で観やすい動物 | トラム右側で観やすい動物 |
|---|---|
| キリン・アジアゾウ・カバ・マレートラ グラントシマウマ・インドオオカミなど |
アジアゾウ・マレーバク・アジアライオン アフリカホワイトライオン・インドサイ など |
ウォーキングトレイルで観やすい動物
ウォーキングトレイルは4つのエリアに分かれており、それぞれで観られる動物が違います。
レオパードトレール
ライオンやヒョウ(安全の為ガラスの向こう側にいます。)、ムササビやキリン、アナグマ、ゴールデンキャットなど
フィッシングキャットトレール
スナドリネコやペリカン、カワウソ、マメジカ、ガビアル(ワニ)など
イーストロッジトレール
マレートラやハイエナ、バビルサ(シカイノシシ)、ナマケグマ、サーバルなど
ワラビートレール
ワラビー、フクロモモンガ、ポッサム、シロクチニシキヘビなど
ナイトサファリへのアクセス方法は？
ナイトサファリへのアクセス方法は3通りあります。
タクシーで行く
シンガポール市内からタクシーに乗れば、20～30シンガポールドルで行くことができます。
ただし、帰りもタクシーを利用する場合午後6時以降からピーク料金が加算されて行きより少し高くなるので注意が必要です。
電車(MRT)と公共バスで行く
シンガポールの電車MRTは、郊外では高架線ですが市内中心部では地下鉄になっています。
このMRTに乗りアン・モ・キオ駅へ行きます。
アン・モ・キオ駅はバスインターチェンジに直結しており、そこからナイトサファリやシンガポール動物園が終着駅になっている138番のバスに乗ります。
バスに乗った時に「ナイトサファリ」と伝えると料金を教えてくれるのでそこで支払います。
ICカードの場合は、乗車する時と降車する時に読み取り機にカードをタッチします。
バスは現金かICカード払いとなっており、おつりが出ないのでできるだけ小銭を持っておくかイージー・リンク・カードやシンガポールツーリストパスなどのICカードを準備しておくと便利です。
サファリゲートバス(シャトルバス)で行く
ナイトサファリとシンガポール動物園、リバーサファリ、ジュロンバードパークへは直通の『サファリゲート』というシャトルバスが出ており、公共バスで行くよりもお得に行くことができます。
ただし、サファリゲートバスに乗るにはサンテックシティという巨大ショッピングセンターにあるDuck&Hippoというチケット売り場でチケットを購入しなければなりません。
バス乗り場はチケット売り場の目の前にあります。
サファリゲートバスはナイトサファリ・シンガポール動物園・リバーサファリへ行く「Safari Line1」とジュロンバードパークへ行く「Safari Line2」の２つの路線があるので、乗る時には注意が必要です。
バスに乗る際にどこで降車するかを運転手さんに伝えなければならないため、間違えている場合は教えてくれるはずですが恥ずかしい思いをしないためにも気をつけておきましょう。
サファリゲートバスの料金(大人・子供統一料金)
| チケットの種類 | 料金 |
|---|---|
| Safari Line1か2の片道 | S$7 |
| Safari Line1か2の往復 | S$12 |
| Safari Line1と2の往復セット(7日間有効) | S$19 |
ナイトサファリのチケット料金は？
ナイトサファリはシンガポール動物園とリバーサファリ、ジュロンバードパークとの４つの施設が集まったパーク内にあります。
ですので、ナイトサファリの入場券と一緒に他のパークへの入場券をセットで買っておけば、他の施設もお得に楽しむ事ができます。
| 大人料金(13歳以上) | 子供料金(3～12歳) | |
|---|---|---|
| ナイトサファリ単体シングルパークチケット | S$47 | S$31 |
| ナイトサファリ＋シンガポール動物園 | S$68 | S$48 |
| ナイトサファリ＋他の全ての施設3パーク | S$78 | S$58 |
(※2018年5月時点での金額)
ただし、金額はちょくちょく変更されるので事前にナイトサファリ公式ホームページ：https://www.wrs.com.sg/en/night-safari.htmlなどで確認しておきましょう。
まとめ
夜の真っ暗でわくわくするようなジャングルの中で見つける動物たちの姿は、昼間とはまた違った様子を見せてくれます。
ぜひナイトサファリで活動的な動物たちを体験してみてくださいね！